2025/11/17 16:12

鹿児島県の茶産地では、年間を通してさまざまなタイミングで茶葉が収穫されます。
普段飲んでいる粉末茶やティーバッグも、実は**「いつ摘まれた茶葉か」**によって味わいが大きく異なります。

春に収穫される一番茶(新茶)は、柔らかい新芽の旨みが特徴で、鹿児島茶ならではの鮮やかな緑色と瑞々しい香りが楽しめます。
その後、初夏に摘まれる
二番茶
は、ほどよい渋みと飲みごたえがあり、日常茶として人気があります。

そして秋〜冬に収穫されるのが秋冬番茶。カフェインが控えめで、スッキリとした軽い味わいが特長。毎日のお茶として気軽に飲めるため、ティーバッグ加工との相性も良い茶葉です。

錦江町をはじめとする大隅半島は、温暖な気候と豊かな土壌に恵まれ、季節ごとに異なる茶葉の個性が引き立つ産地。
一年を通して変化するお茶の魅力を、ぜひ鹿児島のお茶で感じてみてください。